学生実習

 先週の月曜から2週間、某大学薬学部の学生を当薬局で受け入れ、実習を行っています。
 学生に薬局での業務を教える事は、今行っている自分自身の業務への取り組み方を再確認する事ができ、結構教える側が教えられ事にもなっています。
 4年生の現在は薬局実習は2週間ですが、6年生になると2ヵ月半となります。その間に教える側の指導薬剤師の講習会も各地で行われましたが、各現場で実践する為には個々の薬局に沿った研修プログラムが必要になります。どこまで大学側が求めるカリキュラムに沿えるかはわかりませんが、患者様に対して必要な医療を想う気持ち、そこでなすべき薬剤師のあり方だけは教えたいと思っています。
 当薬局の管理薬剤師が学生に言ったこと
   「薬局において薬剤師がしなくてもいいことは何もない。この薬局に一歩でも患者様が入られたら、調剤だけでなく保険請求も便所掃除も、患者様に関わる事は全てに薬剤師に責任がある。」
は、今医療の場で働く薬剤師全てに問いかけた深い言葉に思えました。