2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 医薬分業と後発医薬品

先日、「医薬分業と後発医薬品の普及、推進における薬剤師の役割」という題で、日本保険薬局協会会長 三津原博氏のお話を聞きました。 三津原氏といえば、大手チェーン薬局日本調剤株式会社の社長。医薬分業の黎明期から現在までを知り抜いておられる方で、…

介護職員増員の必要性

日本経済新聞7月23日に対のような記事が掲載されました。 ・厚労省推介護職員、最低40万人の増員必要計 厚生労働省は、団塊世代の高齢化に伴う介護ニーズを賄うには、2014年までに介護職員などを40万―60万人増やす必要があるとの推計をまとめた。現状に比べ…

薬局薬剤師による症例検討会を終えて

7月21日、「第1回薬局薬剤師による症例検討会」を無事に開催できました。予想を上回る参加者があったことは、開催に手を貸していただいた神戸学院大学薬学部の先生方のご尽力の賜物と、世話人として感謝するばかりです。 実際自分達の薬局の患者様の症例を提供…

チェーン薬局と個人薬局②・・・教育制度

1)教育システム 多くの真面目な薬剤師は、非常に進展の早い医学・医療に遅れないよう、卒後も知識を身につけようと自ら勉強しています。個人で勉強していると、実際今現実にはどのような薬が使われているのか、服薬指導・ケア計画はどうすればよいのか、幅…

7月の読書中

1「反転」幻冬舎 田中森一著 元特捜検事の自叙伝ですが、人生の流転に驚いてしまいます。但し、読み辛いですねえ。 2「元東大病院分院長が見たこの国の医療のかたち」人間と歴史社 大原毅著 今の医療制度ができた歴史が読み解けます。多くの医療が抱える歪みを明…

訪問介護

朝日新聞7月13日夕刊の”窓(論説委員室から)”に「立て!心ある者達よ」という記事が掲載されました。この中にはコムスンの生い立ちと訪問介護の事が書かれています。 ”川名紀美”署名入り記事によると、コムスンは13年前今は亡き榎本憲一氏が、最期の時まで人…

チェーン薬局と個人薬局

日経DI7月号に2006年上場薬局の決算報告が掲載されています。これによると、大手チェーン薬局8社は売上高は前年度を上回ったものの、営業利益はクラフトやメディカル一光の2社を除き減益となっています。しかし逆に日経新聞7月5日掲載記事では、2007年度業績…

症例検討会

薬剤服用歴管理記録簿、いわゆる薬歴をつける事の目的は、薬学的監視の観点から患者様が服用する多種のお薬について、副作用や相互作用の発生をチェックする事にあります。つまり薬によって与えるかもしれないリスクを未然に、または最小限に防ぐ為にあるわ…

銀座のハチミツ

7月1日(日)私用で東京に行ったのですが、そこで非常に面白い人たちに出会いました。彼らは、都会のど真ん中、銀座三丁目の紙パルプ協会ビルの11階で、なんとミツバチを10万匹も飼っているのです。 初めは「なんとはた迷惑な。通行人がハチに刺されたらどうす…